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2023 / 05
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高校時代からの友人と、久しぶりに二人でピアノ弾き合い会をしました。
前回は昨年の10月。
お正月頃に、またピアノ会やりたいね〜なんて言っていたものの、お互い忙しくてなかなかタイミングが合わず、やっと実現。

私は、サンサーンスのアレグロアパッショナートを人前初披露(というほど大袈裟な会じゃないけど)。ゆっくり、つっかえつっかえではありますが、7月の発表会に弾くつもりでがんばるのであれば、そんなことは言っていられません。
友人に「いいねえ。かっこいい曲だね」と言ってもらえて、とりあえず曲の良さはある程度伝えられたようでほっ。この曲は、今月いっぱいチャレンジしてみて、いけそうならそのまま発表会に、無理そうなら曲は悲愴の1楽章か2楽章に差し替えです。
ということで、悲愴の1楽章と2楽章も聴いてもらいました。1楽章は、結構ボロボロ…でも「1ヶ月集中すればなんとかなりそうじゃない?」と友人。
2楽章は、この3曲の中では比較的技術的難易度が低いので、一番まともに弾けたかな。私にとても合っていると言われました。

友人は相変わらず難曲大曲から小品までさらっと。
指慣らしのスケール&インベンションからしてかっこいい。ロンドカプリチオーソ、いいなあ。
ラプソディインブルーの連弾をする予定でしたが、私が全然弾けなさすぎて(音が読めない…)、どちらのパートも一通り弾いてみたという友人が、易しい方のパートと変わってくれました(すみません)
でも、ちょこっと合わせただけでも、楽しい。
バッハのフランス組曲の5番、友人がアルマンドとガボット(子供の頃に弾いたきりなのに、なぜ弾けるのか)、私がサラバンドとガボット(ついこの間まで必死に練習していたのに、なぜまともに弾けないのか)を弾いて楽しかったので、他の曲も二人で取り組んで弾いてみよう、ということになったり、今度は2台ピアノにもチャレンジしてみようか、という話になったり。
2時間はあっという間です。
その後、ランチをしてお開きに。

高校時代から、とても頭がよく、ピアノもとても上手なのに、どこかおっとり構えていて、全くそんな雰囲気を感じさせない彼女。
ガツガツしていないというか、やっぱり育ちのいいお嬢さまなんだなあ、と改めて感じました。本人には全く自覚はないでしょうけど(そして、ザ、庶民派の私)
結婚しても、何年(何十年!)経っても変わらない、のんびり丁寧な話し方と雰囲気に、どこかほっとします。
これからも一緒にピアノを楽しめますように。



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ゴールデンウィークも終わりですね。
祝祭日が関係ない職場のため、5月5日の金曜日以外は普通に仕事でした。
ですが、普段なかなか会えないお友達に会ったりと、何かとイベントが入りやすいのもこの時期(世間がゴールデンウィークなのでねえ)

気がつけば今週は、クラシックコンサートに4つ(!)行ってきました。

火曜日の夜は、友人のお友達のピアニストさんが出ているということで誘われた演奏会。
ラフマニノフ生誕150年を記念したプログラムで、声楽とピアノ、ピアノ独奏、弦楽四重奏と幅広く、総勢8名の演奏家によるものです。
ラフマニノフの作品はもちろん、ラフマニノフと関連がある作曲家の作品が演奏されたり、またラフマニノフの歌曲も多数披露されるなど、なかなか盛りだくさんで楽しかった。
最後に演奏されることが珍しいとされる、ラフマニノフの弦楽四重奏1番の演奏があったのですが、一緒に行った夫はこれが気に入ったらしく、「チェロの音がいいねえ」と喜んでいました(彼が本当にチェロの音を聴き分けていたのかは不明)
お友達ピアニストさんの演奏もどれも素敵で、中でもバッハのトッカータロ短調が聴けたのが嬉しかったです(ラフマニノフは?)

続いては、4年ぶりに開催された、クラシック音楽の祭典、ラ・フォル・ジュルネ!
ベートーヴェン祭りです♪
5月3日、4日、5日の三日間行われたのですが、気がつけば3日とも行っていたという(笑)
いや、最初は1つだけの予定だったのですが、友人が「これも取っちゃった」「やっぱり明日も行こうかな」と、ズブズブと沼に…(それに喜んで一緒に引きずられていった私)

ベートーヴェンのピアノ協奏曲3番、4番、5番と協奏曲ばかり3曲聴いてきました。
もうもう大大満足!堪能しました。
どれも本当に素晴らしかったですが、4番が大好きなので、それこそ最初から最後まで食い入るように、浸って聴いておりました。
友人はスコア持参という気の入りよう(電車の中でつぶさに眺めていたらしい)

他にも、それぞれの協奏曲と一緒に交響曲7番、オケとヴァイオリン(ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第1番)、オケと歌(シェーナとアリア「ああ、不実なる人よ」)も、楽しみました(交響曲7番は、それだけでメインになれますが)
演奏会前に広場の無料コンサートも満喫(スプリングソナタが特に良かった。好きなので)
気持ちは上がりまくりです。

5000人規模の会場は、どの回もほぼ満席、国際フォーラム前の広場は人、人、人で、無料コンサートを楽しんでおり、クラシック好きってこんなにいるのか〜と関心しきり。
お祭りの雰囲気をたっぷり味わうことができました。

やっぱり音楽はいいですね。
心に知らず知らずたまっていったチリを一気に浄化してくれたかのよう。
幸せな一週間でした(仕事、ものすごーく大変でしたが^^;)
誘ってくれた友人たちに、心から感謝です♪



ジル

Author:ジル
子供の頃習っていたピアノを、2015年の夏に再開しました。
のんびりマイペースにやっていましたが、最近は、ピアノに対する思いがやや上向き中。
ピアノの他には、茶道も細々と…。
夫と2人暮らしのアラフィフです。