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2021 / 05
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クラシックに詳しくないながらも、聴くのは嫌いではないらしい夫(基本的に音楽好き)

最近はバッハがお気に入りっぽく、インベンションをちょっと弾くと「それバッハでしょ?」と訊いてきます。
オンライン弾き合い会の音源を聴いていた時も、バッハ(インベンション)になると、やっぱり「今のバッハでしょ?やっぱりいいなあ」と(あれ?バッハというより、インベンション好き?)

そんな夫ですが、今朝、私がピアノを練習していると、
「さっき弾いた曲、何ていう曲?初めて聴いたけど」と。
その段階では、コンサートグレードで弾く予定のブラームスのワルツとシューベルトの即興曲をまずいきなり通しで弾いてみて、それからハノンを一通り練習した(弾いた)だけ。

「えっ、新しい曲は弾いてないけど?これのこと?」とブラームスのワルツのさわりを弾いてみても、「違う、それはいつも弾いているやつじゃん」と(おお〜やっと私がどんな曲を弾いているか少し分かるようになったっぽい)
ええ〜まさかハノンのこと?と思い、31番を弾いてみたら「違う」。
次に音階(変ロ短調)を弾いてみると、「あっ多分それだ」と。
いや〜音階は曲じゃないですけど…。

どうやら、最後のカデンツの部分を聴いて、新しい曲、と思ったらしく(いや、音階もしょっちゅう弾いていると思うのだけど…)
音階、アルペジオと続けて弾いていたから、1つの曲のように思ったのかな?謎です。

自分がいいな、と感じた曲の名前を訊く癖がある夫(ちなみに、訊くだけで、曲の名前は決して覚えない)
好みの曲(音)に、音階のカデンツも加わったっぽいです(笑)

相変わらずトンチンカンなところがある夫ですが、狭い家でピアノを聞かされても平気っぽいのはありがたいです(たまにヘッドフォンで他の音楽を聴いているけど)
まあ、私も夫がギターやベースの練習している音を聞かされているんだからお互い様ですね^^;



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ピアノとは全く関係ありませんが、最近読んだ本がとても良かったので、記録として。
記録しておかないと、内容どころか、何を読んだかさえ忘れてしまうので…^^;

村田喜代子「蕨野行」(わらびのこう)

映画にもなったのですね(知らなかった…)
10年以上前の小説ですが、私は今更ながら図書館で借りて読みました。

姥捨の話で、本当に辛い、悲話が、独特の語り口調で淡々と綴られていきます。
嫁と姑の問い語りで進むストーリー、初めはその独特の文体(どこかの方言なのか作られた方言なのか…)が少し読みにくかったのですが、すぐ気にならなくなり、むしろ、この文体が心地よく、作品の世界にすっと入ることができました。
作者曰く、題名にある「行」の字には楽曲、叙事詩の意味があるとか。

貧しい共同体の悲しく辛い現実が描かれつつも、でも決して読後感は重くなく、ラストにほのかな幸福と救いがあるような。
ストーリーは、悲しみ、優しさ、思いやり、悲惨さ、滑稽さなど全てがないまぜになって、静かに穏やかに進んでいきます。
読んで良かったです。

もともとは、本を読むのが割と好きなほうだと思うのですが、ここ数年は本を読み通す集中力がめっきりなくなり、読書からやや遠ざかっていました。ですが、ここにきて、また少しずつ読めるように。
まあ、相変わらず難しい本は読めず、読むペースもすっかり落ちてしまい、読みきれない本も多々あるのですが^^;

ちなみに、今読んでいる自叙伝的小説「ヘリオット先生奮闘記」もとても面白いです(これは、私が生まれた頃書かれた本ですが、やっぱり今更読んでいます^^;)
個性豊かな登場人物たちのエピソードの数々。笑ったり心打たれたり。
少しづつ読み進めています。

せっかくなので、ピアノ関係の本も読めばいいのですよね…。
ピアノ関係と言えるかわかりませんが「フジ子・ヘミング14歳夏休み絵日記」は、絵も文もとても好みで、良かったです。


ピアノレッスンの記録も簡単に。

ハノン30番とアルペジオ変二長調は合格。
ハノンは、初めの頃と比べたらびっくりするぐらい、サクサク進むようになりました(まあ、アルペジオは2巡目なのですが)

久しぶりのブラームスのワルツは、やはり左手が聴けていない(ペダルにかかっていない)
そして、右手の盛り上がるところのメロディラインはもっと出す。
言われることは、以前レッスンしていただいた時と大差ありません(進歩なし)
そして、最後のところは相変わらず弾けないまま…大丈夫なのか…。

そしてシューベルトの即興曲90−3。
焦って弾きすぎ。
出だしのテンポはいいけれども、途中から速くなってしまっている。
以前、もっとテンポをあげるように言われていたのが頭に残っていて、気がついたらかなりつんのめり気味に弾いていたようで…。
だからオンライン弾き合い会でも、いっぱいいっぱいで何だか息苦しい演奏になってしまったのですね。
少し意識してテンポを上げすぎないようにしたら、ずっと弾きやすく息がつける感じに。
そして、細かく音が動くところが、どこもかしこもきちんと弾けなくなっていて…。
そこでテンポが落ちる、とよく注意されていたところは、テンポを落とさないように必死に弾いていた結果、ごちゃごちゃと誤魔化し癖が。
落ち着くために特に意識して聴くべき左手の音などを教えてもらいました。
やっぱり一人で弾いているだけではダメですね。
先生に軌道修正をしていただかないと、どんどん崩れてグズグズになってしまいます。

ヤマハコンサートグレードまで、レッスンはあと1回だけ。
とにかく崩れて弾けなくなっているところは、ゆっくり丁寧に。
どこまで改善できるか(持ち直せるか)わかりませんが、自分なりに満足ができる演奏に少しでも近づけるようにしたいです。


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木曜日、レッスンに行ってきました。

出るかどうか迷っていた発表会ですが、オンライン弾き合い会やその後のコメントなどで、皆さんに曲のアドバイスなどいただき、また、弾き合い会で皆さんの演奏を聴いてピアノに対するモチベーションもあがったのもあり、やっぱり出ようかな…という方向に気持ちはほぼ固まり。

まずは先生に、ヤマハコンサートグレード中上級に、ブラームスのワルツとシューベルトの即興曲の2曲で申し込んでしまったことを報告。
先生に相談することなく…ですが、そういうことは全く気になさらない先生で、基本私の好きなように…というスタンスでいらっしゃるので、
「あっ、そうなんですね?」ぐらいのあっさりした感じでした。

私 :「それで、やっぱり8月の発表会も出ようかなと思うんですが曲は…」
先生:「それでしたらシューベルトの即興曲がいいですよね?」
私 :「そうですよね。でも、間に合いそうなら曲を変えるのもいいかなあ、とも思ったり。」
先生:「悲愴ならコンサートグレードが終わってから、一ヶ月半ぐらいでも何とかなると思いますよ。弾く曲はもっと先に決めても大丈夫ですし。」
私 :「じゃ、やっぱり悲愴が無理そうだったら、シューベルトに変えるとか?」
先生:「そんな感じでもいいですよ。」

という感じで、エオリアンハープは自然と候補から外れてしまい、とりあえずコンサートグレードまでは(といっても、あと一回レッスンがあるだけですが)ブラームスのワルツとシューベルト、その後は、また改めてどうするか考えることになりました。

その後、レッスンでブラームスとシューベルトを見ていただいたのですが、やっぱりというか、シューベルトがグズグズ…(オンライン弾き合い会で薄々感づいてはいましたが…)
コンサートグレードでとても終わりにできない感じかも…(もう少しきちんと仕上げたいかも…)

私 :「やっぱり発表会はシューベルトがいいですかねえ。」
先生:「シューベルトがいいかもしれませんね。コンサートグレード が終わったら、悲愴と両方レッスンしてもいいですしね。」

多分、先生は、本当にどの曲でもいいのだと。私があれこれ言うので、付き合ってくださっているのですね(すみません〜^^;)

いずれにしても、まずはブラームスとシューベルト。
今からどこまでできるかわかりませんが、久しぶりの生本番を楽しめるように、できるだけがんばりたいです。



昨年12月に初参加させていただいたオンライン弾き合い会。
再び参加させていただきました。

初めての方がお二人で、計10名(うちご夫婦が2組)
暖かく和やかな雰囲気で、今回も楽しいひと時を過ごすことができました。

何と言っても、とにかく、皆さんの演奏が本当に素敵で!
ピアノに対する、曲に対する思いがたくさんこもった、そしてそれぞれの個性や味わいが感じられる演奏ばかりで、たくさんの感動をもらいました。
ピアノに、曲に真摯に向き合っていることが伝わる演奏は、本当に素晴らしく、聴き入ってしまいます。

私が弾いたのは、

シューベルト 即興曲90−3
ベートーベン 悲愴2楽章
ショパン   エオリアンハープ

の3曲(曲目だけ見ると、なんだか素敵そう〜笑)

皆さんと比べると、付け焼き刃感満載の演奏で、自分ではちょっと残念でしたが(過去に弾いた曲が2曲も^^;)、皆さんに聴いていただき、温かい言葉をいただいて、嬉しかったです。

しかしまあ、相変わらずの緊張(これは永遠の課題ですね〜オンライン会でも話題になりましたが)
シューベルトの時は指が震えていたし、手汗も…。
緊張でテンパって、シューベルトとショパンは突っ走ってしまい、難所でガチャガチャ。
悲愴は逆にテンポ落ち気味で弾き始めてしまい…うまく曲に入り込めないまま。
メロディラインは弱くて内声はうるさいし…(あっこれは緊張は関係ないですね。単なる実力。笑)

とまあ、反省点は多々ありますが、無事?最後まで弾けたのでよしということで。
どんなに緊張しても、所詮は自分の演奏、良くも悪くも私らしい演奏ではあったと思います(こんな風に弾きたい、というのは多少は出せたかと…)

演奏の合間や、演奏が終わった後のおしゃべりも楽しく(演奏の合間のおしゃべりにはあまり参加できませんでしたが、家のことをやりながら聞いておりました)、たくさんの刺激を受けました。
私の発表会のことも話題にしてくださり感謝です(なのに、結局決断力がなくすみません〜でも話したおかげで、少しずつ方向が見えてきたような気が)

何をしたわけでもないのに、全て終わった後は、どっと疲れて夜はぐっすり、翌朝はいつになくすっきり(ピアノ演奏効果?)
久しぶりのピアノの交流、皆さんの演奏から、たくさんのエネルギーをいただきました。

ご一緒してくださった皆さま、本当にありがとうございました。


申し込んだのは、出るかどうか悩んでいたピアノの発表会ではありません。
発表会は8月、5月中に返事をすればいいので、次のレッスンでどうするか伝える予定。

申し込んでしまったのは、発表会ではなく、ヤマハコンサートグレード中上級。
一昨年の3月に中上級4にチャレンジしたのですが(弾いたのはトロイメライと愛の夢)、去年はコロナもあって、参加することは考えていませんでした。

ふと「そういえば今どうなっているのかな〜」と久しぶりにある楽器店のウェブサイトをチェック(前回申し込んだところです)
すると、前回参加した会場で、6月に開催されるとのこと。締め切りは一週間後。
ここはとても好きなサロンホールで、ピアノも素敵。
おまけにうちから近い。地下鉄に乗っている時間は10分くらいだし、いざとなったら自転車でも行けるかも?
なんて考えて、ほぼ勢いで、ウェブサイトの問い合わせ先から申し込み用紙を取り寄せてしまったのですが、さて、問題は一ヶ月後に弾ける曲があるのか。

課題曲のリストから1曲と自由曲の2曲を弾かなければなりません。
あと一ヶ月で本番…新しい曲は無理なので、弾いたことがある曲から。
実は、また参加したいなあ、と思っていたので、中上級3の課題曲の中から、ブラームスのワルツ(Op.39−15)を練習していたことがあります。
レッスンでも見てもらっていたし、去年の2月には、一度本番にも出している(出来はさておき)
自由曲は…一ヶ月後となると、今の段階で一番弾ける(ような気がする)シューベルトの即興曲90−3かなあ。
演奏時間は合計で8分まで。うん、なんとかなりそう(2曲合わせて7分ぐらい)

ということで(?)、締め切り間際、駆け込みで申し込んでしまいました(現金書留で郵送)
冷静になって考えてみると、本当に弾けるのか…とも思うのですが(直前まで仕事が忙しい)、ずっと本番演奏がなかったので、好きなピアノと好きなサロンホールで演奏できる(しかも近い!)という誘惑に勝てず^^;

なので、明日のオンライン弾き合い会が終わったら、改めて一ヶ月、ブラームスのワルツとシューベルトの即興曲に取り組むことになりました(付け焼き刃もいいところ)
そして、改めて発表会はどうしましょう。

コンサートグレードに出るからいいかなと思ったり(先生もコンサートグレードをするなら発表会はいいとおっしゃるかも?)、いやせっかくの機会だからちょっと遠くても(暑くても)がんばってチャレンジしたほうがいいかなと思ったり。
こちらは相変わらず直前まで悩むことになりそうです〜(そして、出る場合はまた曲を変えるのかどうかも…^^;)


ゴールデンウィークは通常の土日に加えて月曜日と火曜日がお休みになり、4連休でした。

のんびりして、今週も3日だけだったため、やはり体が楽です。

家でも少し仕事をしますが、落ち着いて自分のペースでできるので、やっぱりいいですね。

来週はまたいろいろ(仕事関係で)あるので、怖いですが^^;


木曜日はピアノのレッスンに行ってきました。


ハノン29番は、少し止まったりもつれたりしましたが(同じような感じが延々と続くので、集中力が持たないと言いますか…)、まあいいでしょうということで、合格。

アルペジオヘ短調は、最初あまりうまく弾けなくて、椅子の位置をずらしたりしてみましたがしっくりこず。

先生から「椅子の高さをもう少し高くしてみては?」と言われ、高くして弾いたら次はすんなり。

アルペジオは少し上から弾く感じの方が弾きやすいのでしょうか。ということで、こちらも合格(まあ、傷はあるのですが)

アルペジオは、前に比べてずいぶん弾けるようになったと言っていただきました(傷はありますけどね)


次は、曲だけもらってお休み中のインベンションを一度弾かせていただくことに。

10番です。

たまに弾いてみているのですが、トリルの入れ方にちょっと迷いがあったので…。

結果、トリルは問題ないけれども(ほっ)、もっと速い曲ですよ、と(えっ?)

先生がちょっと弾いてくださったのですが、想像よりずっと速くてびっくり。

なぜかゆっくり弾く曲だと思い込んでいました(だから他のインベンションと比べると弾きやすく感じたのか…)


最後に悲愴2楽章。

これがなかなか…。

テンポとか音量のバランスとか。

いろいろ考えすぎるとかえって弾けなくなってしまいます。

その場で何回も弾かせていただき、その都度、

「それだと大き過ぎますね」

「それだと左手が聞こえない」

「今度は(テンポが)遅すぎる」

などなど(全然感覚がつかめない〜)


右手のメロディと内声のバランスが9対1ぐらいのつもりで。

音量のバランスは、(右手の)メロディ>左手>(右手の)内声。


う〜ん、難しいです。それもこれを、PとかPPとかの中でやらないといけません(私の指事情では…)

先生はあまりPに拘らなくてもいいとおっしゃいましたが…mpぐらいの感じ?


そしてそういうことに意識が向きすぎると、慎重になってしまうからか、今度はテンポが落ちて曲が流れない。

先生が横で歌いながら、のせられて弾くとまだいいのですが…でも、やっぱりテンポもまだ掴みきれないまま。

弾き始めは意識しているのでまだいいのですが、後半テンポが落ちてしまうようです(自覚なし)

私は加速癖があると思っていましたが、ことこの曲に関しては減速癖があるのかな^^;

あれ?シューベルトの即興曲の時も同じようなこと(テンポが遅くて曲が流れない)を言われたような?

要するに、pやppが多いと減速、fでは加速ってことですね(曲の雰囲気に引きずられるとも…)

テンポ感がないので、独りよがりな演奏に^^;


こんな感じですが、できないところが多いということは、自分にとっていい勉強になる曲っていうことですよね。

自覚して意識すれば少しずつ良くなるはずと信じてがんばります(いっつも同じことを指摘されている気がしないではないですが^^;)



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ジル

Author:ジル
子供の頃習っていたピアノを、2015年の夏に再開しました。
のんびりマイペースにやっていましたが、最近は、ピアノに対する思いがやや上向き中。
ピアノの他には、茶道も細々と…。
夫と2人暮らしのアラフィフです。