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2019 / 10
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またレッスン記事を書きそびれていましたが、この間の木曜日はN先生のレッスンでした。

私は2人先生がいるのですが、メインのT先生に対して、N先生はサポート的な先生(以後、メイン先生、サポート先生とします)。
メイン先生のことをよくご存知で、色々私の状況を分かった上で、その都度、臨機応変に対応してくださる、ありがたい先生です。
普段は、ハノン、ツェルニーなどの基礎曲や身の丈曲を見ていただいているのですが、コンサートグレードはサポート先生の指導のもと、チャレンジしました。
なのに、この間のレッスンでは講評を持っていって見ていただくのをすっかり忘れてしまい…(次回、見せてくださいね、と言われました…^^;)。

コンサートグレードが終わったので、本来なら、ハノンツェルニーインベンションに戻らなければならないのですが、今度はメイン先生の発表会があと一ヶ月。
とても本番が近いとは思えない出来栄えなので、サポート先生のレッスンでも、発表会の曲を見ていただくことに。
モーツァルトのコンチェルト1楽章を一通り弾かせていただき、弾けないところの、技術的なアドバイスを色々いただきました。

そして、日曜日の今日、久々に、用事がなく、体調も悪くない1日で(最近は、用がない休みになると、決まって体調を崩していた)、少しまとまって弾くことができましたが…。

練習不足がたたって、指が重くて動きません。もともと弾けていないのに、更に退化している状況。もつれや弾き直し箇所が増加しています。
これはまずいです、本当に。

来月も、週末は結構忙しいので、丸一日ピアノに費やせる日はあまりありません。
明日から、朝練をしっかり復活させなくては(疲れや体調不良でしばらくサボっていました)。
せっかくの発表会。私には難しい曲たちだけど、完璧には弾けないとしても、少しでも自分らしい演奏になるように。
そして、コンチェルトでは、できるだけ相手のIさんに迷惑をかけないように、頑張らなくては。

あと一ヶ月で、どのくらいできるか分かりませんが、少しでも進化できますように。





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この週末は、メイン先生のピアノレッスン、久しぶりのお茶のお稽古、都響の演奏会、そして(まだ小説は読んでいないのですが)映画「蜜蜂と遠雷」を観にいったりと、私にしては、結構盛りだくさんでした。

それぞれ記事にしたいな、と思いつつ、なかなか時間が取れず…(こういうものは、パパッとその日のうちに書かないと、ダメですね^^;)
せめて一つだけでも、ということで、都響プロムナードコンサートのことを簡単に。

今年は都響の定期会員になっていて、年に5回、演奏会があります。
2枚チケットを買っているので、友人を誘って行ったりするのですが、今回は夫に付き合ってもらうことに。
夫への誕生日プレゼント、ということにしてしまいました^^;
場所は、サントリーホール。2時からだったので、アークヒルズでハンバーガーとサンドイッチのランチを済ませ(とっても美味しかったです〜)、演奏会へ。

プログラムは、

スカルソープ:オセアニアより(2003)(日本初演)
J.シュトラウス2世:エジプト行進曲op.335
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲(ハープ版)
伊福部昭:交響譚詩
ラヴェル:ボレロ

アンコール(ハープ)
ワトキンス:火の踊り

指揮:川瀬賢太郎
ハープ:吉野直子

多彩で親しみやすいプログラム。どの曲も、とても良かったです。
日本初演のスカルソープの曲も華やかで面白く、エジプト行進曲も異国情緒に溢れ、また途中、楽員の皆さんが、演奏に合わせて「ラーララ…」と歌い始めたのにびっくりし、楽しかったです。声も楽器ですね。
伊福部さんの曲も、どこか日本的で懐かしく、思わず聴き入ってしまいました。

そして、ハープ!とっても美しかったです。
アランフェス協奏曲、ハープはもちろんのこと、管楽器も弦楽器も素晴らしく、涙がこぼれました。
アンコールもハープの多彩な音色が感じられ、素敵でした。
ハープの音色、好きなんですよね。ピアノじゃなかったら、ハープを習ってみたかったです(現実的じゃないけど)。

最後はボレロ。繰り返しだし、途中で少し飽きてしまうかも…と思っていましたが、全くの杞憂に。
徐々に音が増え、盛り上がっていく過程に聴き入ってしまい、最後、感動しました。
やっぱりオーケストラはいいですね。
それぞれの楽器の音が立体的に立ち上がってきて、素敵な音の響きに包まれ、とても心地良かったです。

普段、ピアノの発表会などで熟睡している夫ですが、今回はしっかり聴いていて、とても良かったそう。
席は安い席で、舞台に向かって右後方(打楽器のあたり)で、音のバランス的にはよくないのでしょうが、私たちには十分でした。
また行きたいと言っていたので、また付き合ってもらうことにしましょう。

こうして定期的に、上質な生の音楽に触れることができることは、本当に幸せなことですね。
贅沢なことだなあ、と改めて感じます(安い席ですけど〜)。

台風、大変でしたね。
私のところは、被害らしい被害はなかったのですが、土日の予定はキャンセルに。
土曜日はコンチェルトを一緒に弾くIさんと2台ピアノの部屋を借りて自主練、そして、日曜日はメインのT先生宅で門下生練習会の予定でしたが、これらは日を改めることになりました。

ぽかっと空いた二日間、さぞピアノが練習できるだろう〜と思いきや、台風の影響か頭痛が酷くて、ほぼぐったりして終わってしまいました(いつものことですね^^;)。

先週の暗譜の本番から解放され、次は11月末の発表会に向けて頑張ろう…と思うのですが、今仕事が忙しくて、なかなかピアノに手が回らず…というのは言い訳ですね^^;
どんな状況でも、弾く人は弾くと思うので、要するに、私に気力、体力、集中力がないんだなあ、とつくづく思います。

そうは言っても、ぐったりの合間に、いくらかピアノは弾きました。
先週のコンサートグレードの結果を受け、やっぱり私は練習量もさることながら、丁寧できめ細かい練習が足りないなあ、と改めて実感。
少ない練習時間なら、部分練習など細部の練習に時間を割けばいいと分かっているのですが、つい通して弾いてしまう。その結果、弾けないところはいつまでたっても弾けないまま。
弾いている自分は楽しく、気持ちいいですが、長いこと練習していても、ある段階からぱったり上達しないのは、そのせいですよね。
分かっているのです、頭では。

そして、ただなんとなくだらだら弾くよりも、きちんと丁寧に細部に気を配って練習するほうが、結果自分も気持ちがいい、ということも分かっている…のになかなかできない。
この面倒くさがりな性格をなんとかしたい(T_T)
自分がそのようにできないから、大人の方の丁寧に誠実に取り組んだと思われる演奏を聴くと、素敵だなあ、と心から思います。

部分練習、ゆっくり練習、片手練習、メトロノーム練習…。
苦手ながらも、よし、と思って、これらの練習に取り組むと、やっぱり改善するんですよね。
そして、また通し弾きに戻ってしまって、崩れてしまう。その繰り返し。
自分の中で、こう弾きたい、というイメージがあっても、気持ちばかりが先走って、テクニックがついていかず、結果自滅…。

やっぱり、もっと丁寧な練習をできるだけ心がけよう(性格のせいにしないで)。
やるべきと思っていることをきちんとやらないと、自分の演奏に自信が持てるようにならない気がします。
自信を持って、自分のピアノが好きって言えるようになりたいです(嫌いな訳じゃないですよ〜。でも雑なところがやっぱり気になる…)。





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ヤマハのコンサートグレードを受けてきました。

去年12月には、トロイメライ(課題曲)と愛の夢(自由曲)で中上級4を受けたのですが、今年は無謀にも上級1にチャレンジすることに。
愛の夢(課題曲)とエオリアンハープ(自由曲)です。

中上級までは視奏可ですが、上級からは暗譜必須。
本番直前まで、暗譜が安定せず、また、実力以上の曲に練習不足状態(練習期間だけはやたら長いけど)のため、難所は弾けたり弾けなかったりとやはり不安定(なぜもっと易しい曲にしなかったのか…)。
いろんな意味で不安しかなく、正直申し込んだことを後悔したりもしましたが、とにかく今回は、たとえボロボロになっても弾き直しても、何とか暗譜で最後までたどり着く、ということを目標にし(大変志の低い目標ですが^^;)、せっかくの機会、できるだけ楽しもう、と思って参加してきました。
ピアノはヤマハコンサートグランドピアノ「CFX」です。

私が参加したのは、午後の部で、大人ばかりの10名。
それも、ほぼ同年代か少し上、といった方達ばかり。
しっとりと味わいのある大人の演奏、個々の曲に対する思いが感じられる素敵な演奏がたくさんありました。
私のように明らかな準備不足な人はほとんどおらず(恥ずかしい)。

そして、問題の私の演奏ですが…

まず、愛の夢は、何と初っ端からいきなり迷子になりました。
最初の小節が弾けない…(涙)。
しばらく最初の小節をさまよった後、何とか弾き始めることに成功。
そのあとは、ありえないところで音を外したり、難所という難所は全てごちゃごちゃに。
エオリアンハープも然り。途中で、びっくりするぐらい変な音を鳴らしてしまったり、中盤の盛り上がるところで、どうにもならなくなってしまって、少し戻って弾き直したり、本当に本当に色々やらかしてしまいました。
でも、とにかく一番の不安だった、途中で弾けなくなって最後まで辿り着けない、ということにならなかっただけでも、本当に良かったです。
そういう意味では、当初の(大変低レベルの)目標は達成できたので、ほっとしました。
そして、本当にボロボロの演奏ではありましたが、途中、少しは音を聴いたり、響きを感じたりできたところもあったかなと思います。全体としてはダメダメでしたけど。

結果は当然のごとく、不合格ではありましたが、とにかく弾ききることができて、本当に良かったです。
でも、分かってはいても、不合格は凹みますね(T_T)
もう無謀な挑戦はやめよう。

全員の演奏が終わったところで、審査員の先生方の講評。

弱気だと音楽は伝わらない。失敗を恐れず自信を持つこと。
練習の時から、誰かに聴かれているつもりで。本番では、客席で聴いている自分もいるように。
音楽はネガティブな気持ちではできないので、必ず自分のいいところを探すこと。
ペダルを耳で踏む。踏みかえが甘い。自分の音をしっかり聴くこと。
曲への思いがあり、個性があるのはいいが、自然さを忘れない(どこまでやっていいのか。フレーズを大きくとる)。
もっと歌う。歌を自分なりに感じること。間違いなく弾くだけではだめ。音ではなく楽譜を読む。
バッハをもっと勉強すること(多声)。連弾もやったほうがいい(間)。

などなど。たくさん参考になる話を伺うことができました。

とにかく、一番気がかりだった本番が無事(とはとてもいえませんが、まあ一応)終わってほっとしました。
エオリアンハープは11月末のメイン先生の発表会でも弾くので、自分らしく、もう少し素敵に弾けるようになるように、あがいてみようと思います。

しかし、そもそもは、愛の夢とエオリアンハープをレパートリーにしたくて始めたのですが、ちょっと今の私にはいろんな意味で無謀だったかなということがよく分かりました^^;
これも、いい経験ですね。

ジル

Author:ジル
子供の頃習っていたピアノを、2015年の夏に再開しました。
のんびりマイペースにやっていましたが、最近は、ピアノに対する思いがやや上向き中。
ピアノの他には、茶道も細々と…。
夫と2人暮らしのアラフィフです。