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N先生の発表会に参加してきました。

合同発表会で二日に分けて行われるのですが、私が参加した日は、ちびっ子が大半を占める発表会。大人は私と私の後にショパンの舟歌を弾いたもう1人だけ(そちらもN先生の生徒さん)
場違い感が半端なかったです(笑)

それも、半分以上がまだ幼稚園のお子様達で、演奏も振る舞いも、とっても可愛らしい。
特に弾き終わった後の退場が本当に皆自由。
スキップで帰った子、ずっとニコニコと舞台に手を振りながら退場する子、猛ダッシュで帰る子など…。
微笑ましく見ていましたが、先生達は大変だろうなあ。
ディズニーの曲が多かったです。短い曲ばかりなので、私の出番まで、あっという間。

リストの愛の夢、正直な所、暗譜にかなり不安はあったのですが、10月の本番は暗譜必須だし、失敗するなら、今失敗しておいたほうがいい、という知人のアドバイスもあり、またN先生もそれでいい、10月のほうが大切だから…とおっしゃってくださったので、無謀にも、暗譜で(楽譜を持たず)挑みました。

その結果…

初めから舞い上がってしまってがちゃがちゃ。
中間部に入った所で、音を外してしまったら分からなくなってしまい、途中から弾こうにも全然弾けなくなってしまいました。
どうにもならなくなってしまい、最終的に、N先生が楽譜を持って舞台に出てきて「最初から弾いて下さい」と小声で言ってくださり、「すみません」と、結局、楽譜を見ながらもう一度最初から弾くことに。
楽譜を見ながら弾いたら、最初に弾いたときよりはずっと良くなりましたが(何せ最初が本当にひどかった)、やはり最後の方、つかえて弾き直してしまいましたし、いやもう、いろいろな意味で、本当にひどかったです。
いくら失敗してもいいと言って下さったとはいえ、こんな状態で、発表会に出てはいけないでしょう(T_T)
舞台袖に下がったとき、先生方は「良かったですよ」と優しく言って下さいましたが、練習も暗譜もがんばりきれなかった自分にがっかりし、落ち込んでしまい…(ブログもすぐ書く気になれず)

たぶん、一生懸命練習して、やれることは全部やっての失敗だったら、そんなに落ち込まなかったと思うんですよね。
暗譜が怪しいのが分かっていたのに、直前まで真剣に練習に取り組まなかったし、いろいろ甘かった自分に本当にがっかりしました。

そんな感じで、本当にひどい演奏で、後からかなりへこんだのですが、それでも、発表会そのものは楽しかったです。
小さい子供達の、微笑ましい、可愛らしい演奏も楽しめたし、先生方の連弾(ブラームスのハンガリー舞曲5番、ピアソラのリベルタンゴ)もかっこよく、私の後に弾いた方のショパンの舟歌もとっても素敵でした。
自分の演奏についても、楽譜が出てきてからは、少しは音を聴く余裕も出て、初めて弾くピアノ、ファツォリの響きを味わうことが(いくらか)できて、素敵なホールで、いいピアノで弾く幸せ…も感じられたかな、と。

当初の、間違えても弾き直してもなんでも、とにかく最後まで暗譜で弾き通す、という(大変志の低い)目標ですら、達成できなかった発表会ですが、これがいい経験だったと言えるように、10月、がんばれ…るかな。
エオリアンハープは、暗譜どころかまだきちんと弾けるようにもなっていないけど…。
とにかく練習量と実力に合わない、背伸び曲を抱え過ぎなんですよね…^^;


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7月19日、前日に続いて、今度はT先生のレッスン。
N先生の発表会が近いこともあり、(少ない練習時間は)愛の夢に割かれることが多かったため、かなりな練習不足状態です。

まずはエオリアンハープ、練習の仕方として、2ページ目最後から中間部の盛り上がりが終わる所までを通して練習するように言われました。
そこの部分の集中力がもたないので、その練習です(ミスタッチが多い)
止まったり、弾き直したりせず、一気に弾く練習。そうして、何度弾いても弾けない所が決まってきたら、今度はその段階で部分練習をする。
ペダルはよくなっていて、曲の雰囲気作りもいいと言っていただきました(技術的に弾けない、という根本的な問題が残っていますが…^^;

その後、ヘンデルの2台はお休みして、モーツァルトのコンツェルト20番1楽章の弾きにくいところ(両手で弾くところ等)を中心に、アドバイスをいただきながら取り出し練習。

Iさん合流後、この日は、1楽章2楽章、通しで弾くことに(えっ、こんな練習不足気味のタイミングで…)
とにかく止まらないことを目標に、弾ききりましたが、本当に本当にボロボロ。音を外すのは当たり前、全然違う場所を弾いたり、見失って片手になったり、まるまる弾けず途中から入ったり。
Iさんが全体的に安定して弾いていただけに、本当に申し訳なかった…。
先生からは、2人とも、そろそろ、部分練習だけでなく、通しで弾く練習、譜めくりのタイミングで片手でもつなげて弾いていく練習、など、本番を想定しての練習をするように言われました。
それぞれの課題は、Iさんはフレーズのおさめ方、私は、全体にもっとペダルを減らすこと。つい弾けないとペダルで誤摩化したくなってしまうんですよね^^;
モーツァルトだし、音がきれいなので、ペダルを踏んで濁りがでてしまうともったいないとのこと(T先生は、いついかなるときも褒め言葉を忘れない)

考えてみれば、基本月1回のレッスン(追加レッスンもありますが)、11月の発表会まで、そんなに時間もないのですよね。
過去にそんなに大曲(長い曲)をやったことがないので、コンチェルトの1楽章2楽章を通す集中力と体力がびっくりするぐらいありません。
レッスンだけでは足りないので、Iさんと帰りしな「どこか借りて2台で合わせる練習をしたほうがいいかもしれませんね」と話したものの、「来月以降でいいですかね」とやっぱりどこかのんきな2人だったりするのでした。
コンチェルト、本当に楽しいし勉強になるのですが、本当に弾けるようにならないですねえ…。
無謀曲で練習不足なので、当たり前ですね…^^;



7月18日、N先生のレッスンに行ってきました。
発表会まで一週間足らずだというのに、何だかぼうっとしてしまい、あまり練習できていない状態でのレッスン。まずいです。

ハノン
18番、出だしや切り返しのところが、どうしてももたついてしまうのですが(きちんと音を覚えていない)、とりあえず、それ以外は弾けているということで、これは合格。
19番は以前やったので、次は20番。
この後、本来なら音階とアルペジオを見ていただくのですが、何を思ったのか、このまま楽譜を閉じてしまい、インベンションに。
やっぱりどこかぼんやりしていたのでしょうか(そして先生もなぜ何も言わないの…?)

バッハ・インベンション
14番、練習していないとすぐ弾けなくなるのがインベンション。
流れはいいそうですが、やはり問題は左手、もっと軽やかに。4の指から始まる時、指を押し込んでしまっているので、もっと上に向かって弾いていくように。
右手左手の掛け合い、右手の指弾いたらすぐ離さないと、次左手の指が同じ所を弾くので、重なってしまう(ひっかかってしまう)。弾いたらすぐ離して次の準備をすること。

リスト・愛の夢第3番
発表会前最後のレッスン。
思いっきり怪しかったのですが、先生の前で暗譜で弾いてみることに。
すると、練習不足もあって、つっかかるは弾き直すは、音を間違えて分からなくなるは、で、びっくりするぐらいボロボロ(特に中間部)。
とにかく、本番で、分からなくなって止まって弾けなくなってしまうのが一番困るので、最後まで弾ききらなくては、と、何とかそれだけがんばりました(なんて低レベルな目標…)
後半の暗譜は大丈夫そうなので、前半部分の暗譜をしっかり確認すること。先生曰く、そこが弾ければ、多分最後までたどり着けるでしょう、と。
後半の暗譜が怪しかったところは、少し音と指の動きを整理しておいたので、とりあえず少しは成果があったようで良かった^^;
中間部は、その後楽譜を見て弾いても、スピードにのってしまうと弾けなかったので、暗譜以前に弾けていないということで、もう(先生も)どうにもできず。
中間部は弾けたり弾けなかったり、ムラがあるので、本番ではまず弾けないでしょうね…。
とりあえず、盛り上がる所の響きは良くなったとは言ってもらえました。
大きな音で響かせた方がいいところの確認をして、当日はボロボロでも、何があっても暗譜で通して弾いてみることになりました。

こんな感じでレッスンは終わり。
練習不足で弾けないのは自業自得なので、何とも言えず…。
とにかく、今回の発表会は、間違っても弾けなくても、暗譜で最後まで弾ききることを目標に、あと数日あがいてみることにします。
発表会は、必ずしも暗譜で弾かなくてもいいのですが、実は愛の夢(とエオリアンハープ)、10月初めに暗譜必須で弾かなくてはいけなくて…(大丈夫なのか…。申し込んだことをちょっぴり後悔中^^;
その予行練習、ということで、今回は失敗してもチャレンジしてみるつもりです(ありがたいことに、先生もそれでいいと言ってくださったので)


ご縁をいただいて、あるピアノサークルに初参加してきました。

私は人見知りなところが少しあり(。-_-。)、少しドキドキしつつ待ち合わせ場所に向かった…はずが、駅で迷子になって少しお待たせしてしまうことに(汗)
迎えの車を見つけたときは心底ほっとし、初めてお会いする主催者さまの笑顔と親しみやすい雰囲気にリラックスし、結果、緊張はどこかにいってしまいました^^;
しかし、やっぱり、初めての場所に行くときは、早めに着くようにしなくてはダメですね。反省です。

当日の参加者は15名。13時から17時までの4時間。
会場に着いた人達で、机や椅子をセッティングし、皆さんそれぞれお菓子等を持ってきてシェアし、演奏も来た順番にどんどん交代で弾いていくスタイル。
他の人が弾いている間、演奏を聴きつつもおしゃべりもありの、ゆるい、リラックスした感じで進んでいきます。

会の半ば、ほぼ皆さんが揃ったところで簡単に自己紹介がありました。
主催者さまが人数分の(ピアノに関する)質問を書いた紙を用意して下さっていて、引いた質問に答えるというもの。いろんなお話が聞けて、楽しかったです。

そして、いろんな方のピアノが聴けて、それぞれにそれぞれの良さがあって、やっぱり大人のピアノは味わいがあっていいなあ、と改めて感じました。
ご自分の番で歌の伴奏を弾いてくださった方がいて、皆で懐かしい歌を歌ったのもとても楽しかったです。

私は、一巡目は愛の夢とエオリアンハープを相も変わらず盛大に間違えながら、二巡目は久しぶりにトロイメライを、やっぱりミスタッチをしつつ(練習しておけばよかった^^;)、弾きました。
なぜ、こんなにアットホームな雰囲気で緊張してしまうのか、と思いますが…。こんな調子で発表会、大丈夫かな^^;
その場で頼まれてシューベルトのセレナーデの連弾もさせていただいたのですが、いや、本当に私が全然弾けなくてご迷惑をかけてしまい…。
本当に本当に初見が苦手で、弾けないのは分かっていたのですが、楽しそうだな、とついやってみたくなってしまい…。申し訳なかったですが、合わせるのは楽しかったです。
今度このような機会があったら、ちゃんと練習しておきたい…けど、そもそも、このような場合は練習できないのか^^;

皆さんとても感じがよく、終始和やかな空気が流れていて、とても居心地が良かったです^^
初めての私に皆さん声をかけてくださり、暖かい雰囲気の中、全く疎外感を感じることなく、楽しく過ごすことができました。
二次会にも参加したかったのですが、電車とバスの都合で残念ながらあきらめることに。

遠方なので、定期的に参加するのは難しいですが、一度お会いしてみたかった主催者さまともお会いできたし(ピアノ、もっと聴きたかったです〜)、思い切って参加して本当によかった。
素敵なご縁に感謝です^^


またまた高校時代からの友人Eさんと、ピアノ弾き合い会をやりました。
今回も知人にも付き合ってもらい、3人で2時間。
今回は、Eさんが場所を予約してくれました。
ヤマハのグランドピアノ、部屋は少し狭かったけど(六畳ぐらい)、壁一面がガラス張りで明るく開放感があり、気持よくピアノが弾けました^^

私は、今弾いている曲やインベンション、ブルクミュラーなどは持っていったのですが、こういう時に重宝しそうな「ピアノ名曲110選B」の楽譜を持っていくのをすっかり忘れてしまい…(>_<)
なので、エオリアンハープ、愛の夢を弾いてしまった後は、2台ピアノのソロパートだけで面白くないかなと思いつつ、ヘンデルの水上の音楽、モーツァルトのコンチェルト20番1楽章2楽章を弾かせてもらいました(全部、発表会等の本番に向けての曲ですね)
2楽章では、知人がピアノパートを高音部でちょこっと弾いてくれたりしたので、それはそれで楽しかったです。

Eさんは、モーツァルトのソナタを全楽章(番号が分からない…)、バッハのシンフォニア数曲(やっぱり番号が分からず^^;)、ショパンのワルツ(番号は…難しそうな、かっこいいやつです)など、前回の曲とは全然違う曲ばかり。すごいなあ。
譜読みが速くて本当に羨ましい〜。
厳しい先生に子供の頃からついて、きちんと積み上げてきたことが分かる、誠実で丁寧、安定感のある演奏で、安心して気持よく聴いていられます。

知人は、ショパンの舟歌やヘンデル、ハイドン等、やっぱり本番がある曲を中心に弾いていました。
彼女が弾き始めると、音楽に色がつくというか、ぱっと空気が変わります。
私が練習中の愛の夢も弾いてくれて、ちょっと嬉しかった^^
過去に弾いたことがあるとはいえ、全然練習していなくて、いきなりあれだけ弾けてしまうのはさすがだなあ。
舞台では、あのぐらいくっきり、ドラマチックな感じに弾いてもいいのだな〜と勉強になりました。

最後の方は、3人でインベンション、ブルグミュラー祭り♪
好きなインベンション、ブルグミュラーを交代で次から次へと。
インベンションはしばらく弾いていない曲は弾けなくなりますね(練習中の曲も弾けないけど^^;)
ま、間違い、弾き直しは気にせず、楽し〜く弾きました(笑)
ブルグミュラーも、昔好きだった曲とか、いろいろ弾いて楽しかった。これは次回も持っていこう〜^^

相変わらず、1人が弾いている間は、2人は楽しくおしゃべりしたり、後ろから楽譜を覗き込んでみたり、ゆるい感じでとても楽しかったです。
終わってからはまた3人でランチ。味は正直まあまあ、でしたが(笑)、雰囲気のいいお店でのんびりおしゃべりを楽しみ、お開きとなりました。

こじんまりとした小さい弾き合い会ですが、やっぱりとっても楽しかったです。
次回はいつにしようかな〜。


7月4日、N先生のレッスンに行ってきました。
今回は、インベンションはお休み、ハノンとツェルニー、そして愛の夢を見ていただきました。

ハノン
17番、切り返しの所でちょっともたつきましたが(音が頭に入っていなかった)、スムーズに、良く弾けているということで、合格。次は18番。
音階・変ロ短調は、指使いがまだ怪しく、次回に持ち越し。親指は常に白鍵、黒鍵2つのところは3の指、3つのところは4の指で常に弾き始めるので、しっかり覚えること。
アルペジオ・変ロ短調は、ところどころ、音が外れてしまうので、黒鍵にしっかり指を当てるように。左手の3の指を意識する。次回は変ト長調も。

ツェルニー30番
6番、右手の長い音階が少しもたついてしまいました。4の指をすばやく動かすことと、切り返しで音が変わるところを意識すること(指が迷って弾き直してしまったので)。次は合格でしょう(と言われたの、実は3回目です…。なぜできないのか…私^^;)
7番は、左手が特にぎこちない。右手も左手も伸ばす1音目に対し、2、3、4音目は軽めに弾くと速く弾けるようになる。粒を揃えるために、中3音はスタッカート練習をすること。

リスト・愛の夢第3番
最近、ペダルを意識しながらゆっくり練習ばかりしていたせいか、前半部分、ずいぶんゆっくり弾いてしまったようで…。前半部分のペダルは良くなっているけれども、もっと速く弾いた方が弾きやすく、曲も流れると言われました。
中間部は、もっと左手の小指の音を出す(和音でも、弾き初めの音でも)。
後半部は、もっと右手メロディーを出していく。
フェルマータではもっとたっぷり間を取る(特に後半部に入る前、後半部としっかり分けて改めて入れるように)。
確かに、先生に言われて、そのように弾いてみると(弾けないなりに)、やっぱり印象が変わります。
でも、中間部の左手の小指も、後半の右手メロディ(たくさんの音の中での小指)も、鳴らすのが難しい…。小指が弱いので、音がなかなかコントロールできません(汗)


こんな感じでレッスンは終わりましたが、ツェルニーはまたまた合格ならず。なかなか先生の前で、ミスなく完璧に弾けません…(泣)
今は、ハノンと愛の夢は毎回、ツェルニーとインベンションは交代で見ていただいているので、一回合格を逃すと、次は一ヶ月後に(問題は、一ヶ月経ってもあまり精度があがらないこと。汗)
そして、愛の夢は、ゆっくり練習ばかり(というほどでもないですが)やっていると、曲の勢いというか、流れが悪くなるなあ…と実感。
ゆっくり練習、左手練習、そしてインテンポで全体の流れをつかむ練習(以前はこればかりでした)、それぞれ、バランスよくやっていかなければいけないなあ、と感じました。


過去の音源を聴いて、もう一つ改めて思ったこと。
私のピアノ、もちろん課題はいろいろあるのですが(ペダルとか、加速とか、音抜けとか、ミスタッチとか…涙)、一番気になる、というか、自分で好きじゃないなあ、何とかしたいなあ、と思うのはフォルテの音です。

フォルテ、苦手です…。
大きい音を出そうとすると、音が固く、響かなくなって、何だかきれいじゃない(;_;)
柔らかく豊かに響くフォルテに憧れます…。

ピアノ(p)も、もちろん音抜けしたり、芯がない音になってしまったりと、できていなかったりするのですが、一応、こんな風に弾ければ、というイメージはあり、小さい音=細心の注意を払って弾く=きれいに弾く、みたいに注意を向けやすいのですが(自分なりに…です)、フォルテは、そもそもどう弾けばいいのかがよく分かりません。
フォルテまでいかなくても、ちょっと強い音を出そうと思うと、何だかあまり好きじゃない音(優しくない、そっけない音)が鳴ってしまいます。
そして、フォルテなのに、音量もない。

先生に相談してアドバイスをもらったり、自分なりにいろいろ試したりして、少しは良くなっている…とは思うのですが、まだまだフォルテの弾き方は模索中。
多分、うまく力を抜く、というような練習が必要なのでしょうね。

先生は「フォルテ、汚くないですよ」と、あまり深刻には捉えていない様子^^;
むしろ、音抜けとかの対策(しっかり弾く練習)を指示されたり…(これはこれで大切ですね)。

ピアノ(p)をきれいに弾くよりも、フォルテをきれいに弾くほうが、ずっとずっと難しいなあ…と感じます。
自分で自分の音が好きになりたいです。



6月29日、お茶のお稽古に行ってきました。
私のピアノと並ぶもう一つの趣味…というには、あまりにも細々ではあるのですが(年に数回しかいけていない)、途中中断を挟みつつも長く付き合っているのが茶道です。
今では、お稽古というより、すっかり憩いの場に。

私が着いた時は、まだ誰もいなくて、先生とのんびりおしゃべりしながら準備。
私がピアノをやっていることをご存知なので、先生が子供の頃、ピアノを習っていた思い出等を伺っていたら、1人2人と、他の方達も次々にやってきました。

この日は、盆点と台天目のお稽古、ということだったので、とりあえず盆点のお稽古をつけていただくことにしましたが、ここの所、簡単なお手前しかしていなかったので、な〜んにも覚えていない。
(予習しなさいよ…^^;)

先生もお年を召して、以前のように、てきぱきと指示がとぶこともないため、他のお弟子さんが、以前のお稽古時のメモなどを見ながら一つ一つ所作を教えてくれ、操り人形のようにお点前をし、濃茶を練りました^^;
とりあえず、濃茶は上手に練れたから、良かった(のか?)

結局他の三人も、このお点前を忘れているから、皆同じ盆点のお稽古をしようということになり(台天目はなし)、他の人がやっているときに、メモを見つつ、ああだ、こうだ、と皆でわいわい、講習会に行った人が、そこで学んだことを教えてくれたりと、何だか研究会みたいで(全然違う?)楽しかったです。
こんなかなりゆるい感じではあるのですが(むしろ、ゆるい感じだからこそ)、やっぱりお茶の空間はいいなあ、といつも思います。
ほんの少し背筋がのびるような緊張感と穏やかな空気に、癒されます。
(こんな感じであっても)お茶の一つ一つの丁寧な所作が、心を整えてくれる感じがします。

一通りお稽古をつけていただいたところで、皆で和になって薄茶をたてて、余ったお干菓子をいただきながら、またおしゃべり、おしゃべり。
和やかで、楽しいひとときを過ごしました。

ただ、ちょっぴり気がかりなのは、先生のこと。
少し体調がすぐれないようで、いつもは中心になって楽しくおしゃべりなさるのに、この日はにこにこと私達の話しを聞いているだけ。
私達は明るくて優しい先生が大好きなのですが、やはり少しお年を召されたかなあと、少し寂しく思ったりも。
いつまで続けていただけるか分からないお茶のお稽古。
一期一会、一つ一つ大切にしていきたいです。


ジル

Author:ジル
子供の頃習っていたピアノを、2015年の夏に再開しました。
のんびりマイペースにやっていましたが、最近は、ピアノに対する思いがやや上向き中。
ピアノの他には、茶道も細々と…。
夫と2人暮らしのアラフィフです。