2020/01/19 09:47:00
いろんな方のブログをみて、ピアノ歴を読ませていただいたりして、今更ですが、なんとなく自分の子供の頃のピアノや音楽との関わりを、改めて振り返ってみたくなりました。
といっても、忘れていることも多いですが…。
私がピアノを習い始めたのは、小学校1年生、7歳の時です。
父の一番下の妹にあたる叔母がピアノ科の音大生で、祖父母のうちにはヤマハのグランドピアノがあり。
そのピアノで叔母が演奏してくれたのを聴いて、憧れ、「自分もピアノを習いたい」と言ったのがきっかけだったと思います(今となっては、叔母が弾いた曲がなんだったかはっきりしませんが…。多分ショパンの幻想即興曲とか、そんな感じの曲だったかと)。
父の転勤などが多かったため、ピアノの先生は何人も変わっているのですが、どの先生も総じて厳しく、ピアノの練習は子供ながらに大変でした。
後から聞いた話ですが、ピアノの先生を選ぶ際、両親はその先生のピアノの発表会に足を運び、生徒さんの演奏が上手で音がきれいだった先生を選ぶようにしていたのだとか。
自分からやりたいと言い始めたことだし、「根気がある」ことが私の長所として語られることが多かったため(他に取り柄と言えることがなかった)、大変だと思いつつもピアノをやめる、という選択肢は自分の中にないまま。
小学校の頃は、基本、毎日1時間の練習。発表会などがあると、2時間ぐらい練習することも。
子供の頃弾く曲って、どれも短いので、1〜2時間の練習量って、結構だったんじゃないかな、と思います。
父方の祖父は、もともとクラシックをよく聴く人で、祖父母の家にいくと、私がピアノを習っていることもあって、クラシックのレコードをたくさん聴かせてくれました。
両親も、クラシックを聴く人たちではなかったのですが、私のピアノをきっかけに家でクラシックを聴く頻度が格段に増えたと思います。
両親も、クラシックを聴く人たちではなかったのですが、私のピアノをきっかけに家でクラシックを聴く頻度が格段に増えたと思います。
コンサートにも連れていってくれ、子供ながらにアシュケナージの演奏にとても感動した記憶も。
今になって、随分と音楽に触れさせてもらい、恵まれていたのだな、と思います。
それだけピアノを練習し(もちろん、もっと練習している子供はたくさんいますが)、音楽に触れていたわりには、私はあまりピアノが上手ではありませんでした。
今になって、随分と音楽に触れさせてもらい、恵まれていたのだな、と思います。
それだけピアノを練習し(もちろん、もっと練習している子供はたくさんいますが)、音楽に触れていたわりには、私はあまりピアノが上手ではありませんでした。
音楽的な感やセンスがないというか…。譜読みも間違いだらけだし、弾けるのようになるのにも時間がかかる、ソルフェージュ的なことも全然ダメ。テンポ感もない…などなど。
譜読みや初見、暗譜が苦手なのは、子供の頃からなのです。
いや、それでも、自分ではそれなりに上手だと思ってはいたのですが、2歳年下の妹が2年遅れてピアノを始めた時、それらが徐々に顕著に。
いや、それでも、自分ではそれなりに上手だと思ってはいたのですが、2歳年下の妹が2年遅れてピアノを始めた時、それらが徐々に顕著に。
妹は私よりずっと技術的にも音楽的にも、ピアノのセンスがありました。じわじわと、気がついたら追いつかれ、追い抜かれ(そうならないように、先生は随分工夫してくれましたが)。
私が中学生になった頃は、もう誤魔化しようがないほど差が歴然で、そこから私のピアノに対するモチベーションは徐々に下がることに。
高校受験を機に、一度ピアノを辞め、高校で復帰した時も、厳しくない、優しい先生のもとで、のんびりピアノに取り組んでいましたが(練習時間も短く、練習をサボることもしばしば)、大学受験でピアノを休んでそれっきり。
高校受験を機に、一度ピアノを辞め、高校で復帰した時も、厳しくない、優しい先生のもとで、のんびりピアノに取り組んでいましたが(練習時間も短く、練習をサボることもしばしば)、大学受験でピアノを休んでそれっきり。
そんな感じの子供時代のピアノ。
それなりに大変でしたが、ピアノを嫌いだと思ったことはありませんでした。
練習は好きではなかったけど、学校の宿題やテスト勉強をしなければならないように、やらなければならないこと、と思っていましたし。
そして、子供の頃に培われたことで今でもいきているもの、逆に培われないまま終わり、今でも苦労していること、どちらもあるなあ、と^^;
何れにしても、今の私のピアノのベースは、この頃にあるのだなあ、と改めて思います。
正直、昔の方がテクニック的には上手には弾けていたと思うし、音もきれいだったと思うのですが(とにかく音色にうるさい、怖い先生がいたので)、今はもっとのびのびと、音楽を感じて、音楽を楽しめるようになっているかなと。
失ったものもあるけれども、歳を重ねたことで出せるようになった味わいもあるのではないかなあ、と思ったり。
せっかく再開したピアノ、これからも楽しんでいきたいです^^
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