2023/09/06 20:00:00
仕事が忙しくなり、あまりブログが書けていませんが、ピアノは例によってぽつぽつ弾いています。
そんな中、ピアノのお友達に声をかけていただいて、楽しみにしていた演奏会に行ってきました。
ある作曲家さん(名前を伏せる必要はないのですが…何となく)の作品たちの初演コンサート。
3名のピアニスト&1名のバイオリニストによる演奏会です。
それぞれのピアニストが、この作曲家さんの楽曲とショパンやブラームス、モーツァルト、シューベルトなどのクラシックの曲を組み合わせて、30分ぐらいのミニコンサートを繋いでいくスタイル(バイオリンは作曲家さんご本人のピアノ伴奏で、1曲のみ披露)
ピアノはベヒシュタイン。
こじんまりしたサロンホールで、今回も演奏者ととても距離が近いスタイルです。
今回、とても興味深かったのが、ピアニストによって、全然音が、演奏が違うんだなあ、ということ。
多彩で力強い演奏、細部まで思わず聴き入ってしまう美しく深い演奏、情感たっぷり全身全霊迫力満点の演奏、もう、それぞれ全然違いました。
こうして聴くと、自分がどんな音が好きなのか、どんな演奏が好きなのか、すとん、と腑に落ちるような心地が。
プログラムの組み方にも個性が感じられて、そこにも自分の好みを感じました。
絶賛練習中のショパンのノクターン、曲番は違えど少しずつ譜読みを始めたブラームスの間奏曲の演奏がどちらもとても素敵で、感化され、弾くのがさらに楽しくなったのは嬉しいおまけ。
いや、もちろんあんなふうには弾けませんけど…素敵な曲だなあ、とより浸りながら弾いております。笑
初演の作品の数々も、難解で私には理解が難しいタイプのものだったらどうしよう、という心配は杞憂に終わり、聴きやすく好ましい曲だったので良かったです。
可愛らしい曲、美しい曲、どこか懐かしい曲…。
ご本人の言葉のはしばしに、作曲に対する熱意と真摯な姿勢が溢れていて、すごいなと思いました。
お友達とはランチをご一緒して、演奏会の後も場所を変えておしゃべり。
ピアノの話、演奏会の話、そのほか本当に色々なお話ができて、とても楽しかったです。
たくさん笑って、幸せな時間でした。
またぜひご一緒できますように^^
2023/08/08 18:30:00
ピアノのお友達と一緒に、ピアノのコンサートに行ってきました。
アンコール
気がつけば、5月から毎月何かしらのコンサートに行っています(来月も一つ予定)
5月はラフォルジュルネもあり4つも行っているし。
生演奏、堪能中です♪
演奏曲目は以下の通り:
本格派ピアニストが紡ぐ
至高の名曲特集
佐藤彦大
J.S.バッハ=ヘス:主よ、人の望みよ喜びよ
シューベルト:4つの即興曲 D899 第4番 変イ長調
ショパン:幻想即興曲Op.66
ドビュッシー:ベルガマスク組曲 第3曲「月の光」
ドビュッシー:2つのアラベスク 第1番 ホ長調
モーツァルト:ピアノソナタ第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
シューベルト=リスト:12の歌 D558 4.魔王
シューマン=リスト:ミルテの花 Op.25-1「献呈」
ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2「鐘」
リスト:パガニーニ大練習曲 第3曲「ラ・カンパネラ」S.141 嬰ト短調
ショパン:舟歌 Op.60 嬰ヘ長調
ショパン:ポロネーズ 第6番 Op.53 変イ長調「英雄」
ウェルカム演奏?(開場から開演まで)
モーツァルト:ピアノソナタ第10番 ハ長調 K.330 (この曲については特に紹介はなし)
アンコール
ブラームス:6つの小品 間奏曲 イ長調 Op.118-2
グリーグ:トロウハウゲンの婚礼の日 Op.65-6
シューベルト:即興曲 第3番 D899-3 変ト長調
プログラムには名曲アルバムのようなラインナップがずらり、知らない曲が一つもありません(私は曲に詳しい方ではないのですが)
さらに、開場して入ったら、もうご本人がモーツァルトのソナタを弾いていてびっくり。
BGM? そのまま開演までの30分間、全楽章、リピートありで!
こんなの初めてで、嬉しい驚きでした(弾いたことがある曲だったので、余計に)
プログラム自体も盛りだくさんな上、アンコールもしっかり3曲(最後は、やっぱり私が弾いたシューベルト!嬉しい)
プログラム自体も盛りだくさんな上、アンコールもしっかり3曲(最後は、やっぱり私が弾いたシューベルト!嬉しい)
なんだかんだで、3時間ぐらいはあったんじゃないでしょうか。
また、このピアニストの方が、座った途端に弾き始めるスタイルで(拍手とかぶる感じ)、時には2曲3曲を一連の曲のように繋げて弾いたりするので(手すら膝に置かず)、何というか、次から次へと、これでもかというくらい、名曲のシャワーを浴びる感じでした。
ぎっしり、ぎゅっと詰まった演奏会で、密度が濃かったです。
ピアノはスタインウェイのグランド、小さなサロンホールだったので、とても間近で演奏が堪能できたのも嬉しかったです。素敵な生演奏を間近で、贅沢なひと時でした。
名曲&小品ばかりのサロンコンサートもいいですね〜この演奏会を見つけてくれたお友達に感謝です^^
それともう一つ、この日は、ストリートピアノにも初チャレンジしました。
コンサートの前にランチでも…とぼんやり考えていたのですが、「ストリートピアノもいかがですか」と声をかけていただき、おお!と。
ストピ、いろんな方がチャレンジなさっているのは知っていたものの、自分もという発想がなかったのですが、たまたま他のピアノ友達さんのブログで駅ピアノチャレンジの記事を読んだところでもあり、これもせっかくの機会…とやってみることに。
そこのピアノはかなり音が抑えられていて(消音機能を使った感じ)、あまり響き渡る感じではなかったし、周りは賑やかで弾いている人を気にしている風もなかったので、さほど気にならず。
あまり気負わず弾けたのはいいのですが、ちゃちゃっと弾き逃げみたいに、慌ただしくサンサーンスとシューベルトの2曲を弾いてしまい、ちょっと落ち着きがなかったかも^^;
でも、良い記念になりました。一人だったら、絶対にチャレンジしなかったと思うので、これまたお友達に感謝です^^
ストピの後に演奏会、その後、お茶(といいつつ、お腹が空いてオムレツを食べてしまった私)をしながらのおしゃべりも楽しく(ピアノの話は尽きませんね)、おかげさまでとても充実した1日を過ごすことができました。
ストピの後に演奏会、その後、お茶(といいつつ、お腹が空いてオムレツを食べてしまった私)をしながらのおしゃべりも楽しく(ピアノの話は尽きませんね)、おかげさまでとても充実した1日を過ごすことができました。
またご一緒できますように♪
2023/07/09 10:00:00
昨年に引き続き、やまねこ交響楽団さんの演奏会に行ってきました。
交響楽団、ですが、楽団員はお二人だけ。
ピアノ連弾で、交響曲やらオペラやらを弾いてしまうのです(すごい)
毎年マーラーの交響曲に1曲ずつ取り組んでいらして、今年は6番。
今年はピアノ友達さんたちと4人で、まずはランチ(この段階で、もうおしゃべりが楽しい)
その後、演奏会場の空音舎さんへ。
ここの空間、ちょっと面白い作りで、狭くて、音楽の秘密基地みたいな、とっても素敵なところ(こんな隠れ家が欲しい)
ピアノも音の響きも良くて、好きな感じです。
お二人の演奏は、それはもう素晴らしかったです。
交響曲、それもマーラーを、1台のピアノで、4つの手だけで表現、なのに、どうしてこんなに聞き応えたっぷりで充足感が味わえるのでしょう。
多彩な音色、思わず聴き入ってしまう美しいピアノから、迫力満点の豊かなフォルテまで、息もぴったりで、感動しました。
昨年に引き続き、2階から見下ろす形で拝聴したのですが、狭い空間で、音がダイレクトに体全体で感じられ、臨場感たっぷり(音の振動が〜)
アンコールも、聞き覚えのある曲で、雰囲気たっぷりで素敵でした^^(タイトルは出てこない。老化?^^;)
演奏もさることながら、ご本人たち自らが手掛けるチラシ/パンフレット/絵葉書の素敵なイラスト(打楽器隊のチームマモノが可愛すぎる)&文面、そして空音舎さんの空間と、すべての雰囲気が渾然一体となって、一つの世界を作り上げているような感じも、いいなあ、と思いました。
これからも、お二人が見せてくださる世界が楽しみです♪
そして、ご一緒してくださる方がいてくれて楽しさもひとしお、素敵なご縁が少しずつ広がって、最近、音楽関係のイベントがとても充実してきているような^^
やまねこ交響楽団さん、ご一緒してくださった皆様、ありがとうございました。
またどうぞよろしくお願いいたします♪
2023/06/14 20:00:00
菊池洋子さんのピアノリサイタルに行ってきました。
寡聞にしてこの方のことを知らなかったのですが(すみません^^;)、平日のランチタイムコンサートということで、程よい時間、リーズナブルなお値段、そして好きなホール&演奏プログラムがとってもいい感じ(私にとって)とくれば、これは行かない手はない、と楽しみにしていたリサイタル。
平日昼間なので、どうかなあ、と思いつつ、ピアノ友達さんに声をかけてみたら快諾してくださったので、ご一緒することに^^
シューベルト:
即興曲 op.142-3
op.90-2
op.90-3
op.142-4
ベリーニ(ビゼー編):
オペラ『ノルマ』より「清らかな女神よ」
オペラ『ノルマ』より「清らかな女神よ」
ショパン:
アンダンテ・スピナートと華麗なる大ポロネーズop.22
休憩
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調op.57「熱情」
アンコール
草川信(斎藤高順 編曲):ゆりかごのうた
ゴドフスキー:古きウィーン
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲よりアリア
シューベルトの最初の音が鳴った瞬間、美しい音に会場の空気がすっと浄化された感じがしました。
そして文字通り全身全霊の熱情の迫力、気迫にただただ圧倒。
細い体が飛び跳ね、ペダルを踏む音がだんだん聞こえる臨場感、すごかったです(規模の小さなホールならではですね)
アンコールもどれも素敵。アリア、美しかった。
上質なピアノの生演奏は、やっぱりいいですね。心の栄養です。
リサイタルの後は、ピアノ友達さんとランチ。
たくさんたくさんピアノの話ができ、本当に楽しかったです。彼女のピアノに対するがんばりに、たくさん刺激をいただきました。
平日なのに、お仕事を調整してつきあってくださり、感謝感謝^^
平日なのに、お仕事を調整してつきあってくださり、感謝感謝^^
とても満ち足りた、幸せなひとときでした♪